2015年3月4日水曜日

中身のある反省を求める



赤旗記事3/3

安倍晋三首相が今夏に発表する「戦後70年談話」は、戦後50年の「村山富市首相談話」の核心的内容を引き継がないのではないか―。この問題が安倍首相自身の言葉から浮かびあがっています。
(中略)
 安倍首相は有識者会合で、「先の大戦への反省、戦後70年の平和国家としての歩み、その上に、これからの80年、90年、100年がある」と述べました。しかし、「侵略」や「植民地支配」という言葉を使わずに「反省する」といったところで、それはまったく中身のない「反省」です。
(中略)
 この点で、有識者会議の座長を務める西室泰三日本郵政社長は、初会合後、記者団に「(過去の談話の)キーワードを入れろ、入れないと指示する気はまったくない」と語っています。

 首相が「植民地支配と侵略」への「反省とお詫び」などの文言を避ける立場に立った「談話」を発表するなら、侵略戦争を否定する戦後国際秩序を覆す試みとして内外から厳しい批判を受けることは必至です。

私は、形だけの安倍首相の反省は残念でゆるせません。
国民の多くが侵略戦争だったことを認めて、憲法9条を守り平和を願っています。
侵略された側の韓国の大統領は3.1独立運動記念演説で「日本が勇気をもって歴史の真実を認め、手を取り合ってさらに今後50年のパートナーシップを望む」と歩み寄っているにもかかわらず、安倍政権の態度はなんとも情けないものですね。
私は、国民の声や隣国の声にしっかりとこたえていける政府の樹立を目指し、みなさんと共に頑張っていきます。